韓国ビューティー業界が中国市場に代わって日本市場の本格的な攻略に乗り出した。日本での事業を専門に担当する組織を拡大したり、日本の消費者を狙ったオーダーメイド型ブランドやパッケージを出したりするなどマーケティングに力を入れている。
2006年に日本へ進出したアモーレパシフィックは現在、ラネズ、エチュード、イニスフリー、エスプラ、ヘラなどの主要ブランドを現地で展開。各ブランドごとにビューティーショップや主要オンラインモールに入店する戦略を取っている。
東京・原宿にある「アットコスメ東京」「スクランブルスクエア」などでオフラインイベントを開催するなど顧客の開拓に努力を惜しまず、2021年以降アモーレパシフィック日本法人の売り上げは成長を続けている。
アモーレパシフィックの関係者は「日本市場で着実に成長しているエチュードとイニスフリーをさらに強化する。革新的な商品と多角的なチャンネルで日本ビューティーの変化を先導する企業を目指す」と話している。
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