2024 年 10月 10日 (木)
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韓国バイオ医薬品…国内外で許可に次々挑戦

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韓国製薬・バイオ企業が2023年の卯年を迎え、米国進出と新たな医薬品発売に集中している。特に今年は、国内企業が本格的に世界の医薬品市場の扉を叩く年になる見通しだ。

新年に米食品医薬品局(FDA)で新薬を含む医薬品・医療機器などの品目許可を狙う国内企業は、柳韓(ユハン)洋行、GC緑十字、ヒューゼル(HUGEL)、東亜(トンア)エスティなど。ここにセルトリオン(Celltrion)とサムスンバイオイオイス(SAMSUNG BIOEOIS)が米国に新たなバイオシミラー(biosimilar)を発売する。

まず今年、FDA許可申請に入る国産新薬として柳韓洋行の非小細胞肺がん治療剤「レクラーザ」(成分名レーザーチニブ)が注目される。レクラーザは上皮細胞成長因子受容体(EGFR)に突然変異遺伝子がある局所進行性または転移性非小細胞肺がん患者を対象とする。

GC緑十字は2015年から挑戦してきた免疫グローブリン「IVIG-SN」の米国許可に再び挑戦する。

韓国でも2023年に新たな治療剤と事業分野の開発が活発だ。新型コロナウイルス感染の治療剤から癌がん、高血圧・高脂血症複合剤など、これまでより一歩進んだ薬が許可に挑戦する。

日東(イルトン)製薬は今年、日本の塩野義製薬と共同開発した飲む新型コロナウイルス治療剤「ゾコーバ」の国内許可に挑戦する。

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