韓国サムスン電子の新たなスマートフォンのフラッグシップ機種「ギャラクシーS23」の事前予約で、「Sペン」（スタイラスペン）を搭載したウルトラモデルが圧倒的に選ばれている。特にSKテレコムが限定版として発売した「ギャラクシーS23ウルトラBMWMエディション」は準備した1000台がすべて売り切れるほどの人気だ。
「Sペン」は先のとがった棒状の筆記具。サムスン電子はノートシリーズ生産中断後、最高仕様のウルトラにSペンを搭載し、一般モデルと差別化を図っている。
ギャラクシーS23シリーズのモデル別の事前予約割合は「ウルトラ」が半分以上で、サムスン電子の予約受け付けのライブ放送ではウルトラが70％を占めた。SKテレコムでも6日午後時点でウルトラが66％を占め、ギャラクシーS23+が19％、ギャラクシーS23が15％で続いた。傾向はKTとLGユープラスも同じで過半数以上を占めた。
ウルトラBMWMエディションは用意した1000台すべてが完売した。BMWMエディションは、SKテレコムがBMWコリアと共同で披露した限定版モデル。特別に製作されたダイキャスティングパッケージと携帯ケース、キーリングとBMWヒストリーエンブレム7種などがパッケージになっている。出庫価格は172万7000ウォン（約18万円）。
携帯電話事業者の受け止めは昨年のギャラクシーS22シリーズ発売当時より少し上で、SKテレコムの関係者は「オンラインモールでは全般的に事前予約が前作より若干多かった」と説明している。LGユープラスの関係者も「前作より雰囲気は少し良く、ウルトラではブラックが最も選ばれている」と述べた。
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