2025 年 12月 8日 (月)
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韓国サムスン、次期「Galaxy S26」に新型AI・第2世代カスタムAP・新カメラセンサー搭載へ

2025年8月5日、ソウル・江南のサムスン直営店(c)news1

韓国サムスン電子が2026年に発売予定のフラッグシップスマートフォン「Galaxy S26」シリーズに、改良された人工知能(AI)機能、第2世代カスタムモバイルプロセッサ(AP)、そして新たなカメラセンサーを搭載する方針を明らかにした。

サムスンは10月30日の2025年第3四半期業績発表で、次世代フラッグシップスマートフォンに関する複数のヒントを提示した。

同社のダニエル・アラウホ常務は「Galaxy S26は第4世代AI機能に加え、第2世代カスタムAPと新カメラセンサーを通じて、ユーザー体験の革新を目指す」と述べた。これにより、2022年発売のGalaxy S22シリーズ以降、4年間使われ続けてきた既存のカメラセンサーからの刷新が見込まれている。

これまでGalaxy S26でもカメラセンサーは据え置かれるとの観測もあったが、サムスンは今回、明確に新センサー搭載を示唆した。

また、第2世代カスタムAPについては、サムスンファウンドリーが2ナノメートル(nm)プロセスで製造する「Exynos 2600」と推定されている。

直近のGalaxy S25シリーズは、すべてのモデルで米半導体大手クアルコムのSnapdragonチップを搭載していたが、Galaxy S26シリーズでは、少なくとも一部モデルでExynos 2600が採用される。

同社システムLSI事業部常務ののクォン・ヒョクマン氏も「Exynosの早期安定化と性能確保により、主要顧客の中核モデルへの搭載を目指している」と発言し、Galaxy S26シリーズへの導入を示唆した。

とはいえ、Galaxy S26全モデルへのExynos搭載はまだ決定していない。

(c)news1

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