2024 年 6月 17日 (月)
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韓国“コロナ世代”、対面での意思疎通に困難…早期の退職が多く

(c)NEWSIS

韓国で新型コロナウイルス禍に大学生活を送ったり、就職したりしたいわゆる「コロナ世代」が対面での意思疎通に困難を来し、早期に退職するケースも出ている。NEWSISの依頼で実施したアンケートでは、国内企業の人事担当者428人の84.8%が、コロナ世代の1年未満の早期退職率が高いと答えた。企業側は対策に苦心している。

アンケートでは、コロナ世代の退職者は勤務環境の不満(45.7%)や職員間の疎通がなく溶け込みにくいなど組織への不満(25.3%)を理由に挙げていた。

回答者の35.4%がコロナ世代社員(正規職・契約職・インターンなど含む)との疎通が難しいと回答。コミュニケーションにおける考え方の違い(75.9%、複数回答)が最大の問題だと指摘した。

続いて▽未熟なチームワーク(65.5%)▽過度なワークライフバランス順守(44.8%)▽電話のかけ方やエチケットを知らないこと(37.9%)――という回答の割合が高かった。非対面授業が長引いたことによる専門知識の不足(18.4%)や語学力不足(11.5%)とした回答者もいた。

一方、入社したコロナ世代社員も在宅勤務などの割合が高かったため、携帯メールやSNSでのやり取りに慣れてしまい「コールフォビア(電話恐怖症・電話通話がぎこちなかったり怖がる)」になる例が増えているという。

今回の調査回答者の5.4%はコールフォビアを体験するコロナ世代が「非常に多い」と答え、29.4%は「多い」と答えた。

企業側は、コロナ世代が早く会社に慣れるよう、社員研修のほか、電話エチケットやチームワーク作りなどの教育プログラムを計画している。

ある企業の人事担当者は「以前は給与や福利厚生を理由に早期退職する人が圧倒的に多かったが、コロナ世代は溶け込みにくい雰囲気などを理由に挙げており、悩みが大きい」と話している。

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