韓国の「カカオエンターテインメント」が取り締まりを強化し、世界規模で違法なウェブトゥーン(デジタル漫画)を流していた「ウェブトゥーン版ヌヌTV」アプリケーションがサービス停止に追い込まれた。
カカオエンターは、2021年から違法ウェブトゥーンの取り締まり専門チーム「ピーコック」を発足させ、積極的にモニタリング調査に乗り出していた。
ピーコックは、国内外の不法流通会社を対象に月3000万件前後の警告状を発送し、不法な掲示文を削除するなど成果を上げている。
ピーコックは最近も、日本発のウェブトゥーン流通アプリ「タチヨミ」(Tachiyomi)の原本アプリの削除に成功した。
タチヨミは、コンテンツ使用料を支給せず不法にウェブトゥーンファイルを配布してきた。先月、ピーコックチームがタチヨミに対し、著作権侵害訴訟を起こすことを通知したところ、タチヨミ側が白旗を上げ、サービス終了を発表した。
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