韓国で昨年、50代の人口が各年代の中で最も多数を占め、これで6年連続を記録した。また、2008年に住民登録人口統計を取り始めて以来初めて、70代以上の人口が20代を上回った。
行政安全省が10日に発表した住民登録人口統計によると、50代人口は昨年末現在869万5699人(16.94%)で、2022年より54万8418人(2.48%)増加した。
50代に続いて▽40代(15.44%)▽60代(14.87%)▽30代(12.81%)▽70代以上(12.31%)▽20代(12.07%)――の順で多かった。10代と10代未満はそれぞれ9.06%と6.49%だった。
注目されるのは70代以上の人口(631万9402人)が20代人口(619万7486人)を上回った点だ。70代以上が2022年より23万7614人増えた半面、20代人口は21万9695人減って逆転した。
65歳以上に当たる「高齢人口」も増えた。昨年の高齢人口は973万411人で、2022年より46万3121人(5%)増加し、全体人口の約19%まで上昇。国連は65歳以上が14%以上なら高齢社会、20%以上なら超高齢社会に区分しており、韓国が超高齢社会に仲間入りするのは目前だ。
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