
爆発物の探知や行方不明者の捜索など多方面で活躍してきた韓国の警察犬「レッド」が、8年間の任務を終えて引退した。
警察庁の公式YouTubeチャンネル「大韓民国警察庁」に26日、「別れられない引退犬レッド…送り出せない警察官たち」と題する投稿が掲載された。
レッドは2017年の冬に済州(チェジュ)警察特攻隊に配属された。その後、優れた嗅覚と慎重で几帳面な性格を活かし、爆発物探知や行方不明者捜索といった任務を遂行してきた。
警察によると、8年にわたる任務を終えたレッドの引退式当日、警察特攻隊の隊員たちは共に任務をこなしてきた仲間への最後の敬意として、レッドに感謝の敬礼を捧げたという。
レッドは現在、済州の警察官家庭に引き取られ、他の引退探知犬たちと共に広々とした庭のある活気あふれる環境で、幸せな第2の「犬生」をスタートさせている。
投稿にはレッドの引退式や任務遂行中の姿、新しい飼い主と出会う様子を写した複数の写真も添えられた。
ネットユーザーからは「引退後も大切にされてほしい」「レッドが元気で幸せに過ごせますように」「本当にお疲れさま。残りの犬生が穏やかであってほしい」といった温かいコメントが寄せられている。
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