韓国の自動運転技術スタートアップ「ニュービリティー」は8日、東京都渋谷区のグローバルスタートアップ育成プログラム「UP by Shibuya Startup Support」のコミュニティーメンバーに選ばれたと明らかにした。
プログラムを運営する「シブヤスタートアップス株式会社」は、渋谷に国際的なスタートアップコミュニティーを作ろうと、2月に設立された。同社は東京都渋谷区、東急株式会社、GMOインターネットグループ株式会社などが出資する合弁企業である。このプログラムは高齢化社会、アニメーション、ゲーム、ファッションなどの分野で革新的ソリューションを提供するグローバルスタートアップの日本市場進出と成長を支援する。
コミュニティーメンバーに選ばれたスタートアップは、渋谷区と連携してビザ発給から法人設立、事業空間、事業戦略、パートナーシップ、実証、採用、広報など安定的な現地事業環境作りのための支援を受けることができる。現在、ニュービリティーを含め、約20のグローバルスタートアップがメンバーに選ばれている。
ニュービリティーは、独自開発技術を基に自動運転ロボットとロボットモニタリングシステム、注文配達アプリケーションで構成されたロボット配達統合ソリューションパッケージを提供。自動運転配達ロボットとサービス型ロボットプラットフォームサービスも提供する。
ニュービリティーは、日本進出の準備も加速する予定だ。最近、東京ビッグサイトで開催された日本最大のロボット専門展示会「iREX2023」に参加し、販路開拓のためのパートナー探しに力を入れた。当時、グローバル企業関係者約1000人がブースを訪問した。
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