韓国の百貨店業界が昨年、経済活動の再開(リオープニング)と、店舗リニューアルなどで善戦した。業界の「1兆(1ウォン=約0.1円)クラブ」店舗が11カ所で、2021年とほぼ同じ水準だ。新世界(シンセゲ)百貨店江南(カンナム)店やロッテ百貨店蚕室(チャムシル)店は「2兆クラブ」も視野に入れている。
新世界百貨店の中で売り上げ1兆ウォンを超えた店舗は本店・江南店・センタムシティ店・大邱新世界店など4カ所と予想される。ブランド品に強い江南店は昨年、2兆ウォン以上を売り上げたとみられる。
ロッテは前年と同様、蚕室店・本店・釜山本店など3カ所が1兆ウォンの売り上げと予測される。百貨店、アベニューエル(名品館)、モールなどを合わせた超大型店舗の蚕室(チャムシル)店も2兆ウォン以上と予想される。
現代百貨店の1兆クラブ店舗としては板橋店・貿易センター店・狎鴎亭本店など3カ所が有力だ。ブランド強者のギャラリア百貨店名品館も売り上げ1兆を達成する見通しだ。
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