2025 年 1月 3日 (金)
ホーム社会韓国の小学校、児童11人が1人を集団暴行、2週間のけが…学校は分離措置を取らず

韓国の小学校、児童11人が1人を集団暴行、2週間のけが…学校は分離措置を取らず

診断書(写真=読者提供)(c)MONEYTODAY

韓国京畿道高陽市(キョンギド・コヤンシ)の小学校で8月29日、5年児童(11)が同級生11人から集団暴行を受けていたことがわかった。

MONEYTODAYの取材では、暴行を主導した児童が「あいつを捕まえろ」と叫ぶと、同じクラスの児童に他クラスの児童も加わり、被害児童の服をつかんだり暴行を加えたりした。

被害児童は校外に逃げたが、捕まって再び暴行を受けた。傘を振り回す児童もいた。これを見た保護者が間に割って入り、暴行を止めた。

被害児童は2週間のけがをし、精神的ショックで児童精神科で治療を受けているという。

暴行の原因は6時間目の体育の授業にあった。加害児童たちからドッジボールで集中的に狙われた被害児童が投げ返したボールが偶然体育教師に当たり、加害児童らが「謝れ」と迫った。被害児童はすぐ教師に謝罪したが、加害生徒たちは下校途中になおも被害児童を体育教師のところへ無理やり連れて行こうとして暴行に発展したという。

これに対し、学校側は何の措置もなかったとされた。被害児童の親は「子どもから加害児童を分離措置をするよう求めたが、加害児童が行く所がないと言われた」と話している。

学校側は監視カメラ映像も見せてくれず、被害児童の親は学校を相手に行政審判を請求した。また、10月23日には一山(イルサン)警察署に暴行がひどかった児童7人に対する告訴状を出した。

(c)MONEYTODAY

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