韓国の大学生4人に1人は生成型人工知能(AI)サービス「チャットGPT」を課題、レポート作成に活用していることがわかった。求人求職のアルバイト専門ポータル「アルバ天国」が大学生544人を対象に実施したアンケートで判明した。
「チャットGPT」を学業に活用した経験があると答えた学生では「課題、レポート作成時の情報収集や参考」(55.9%・複数回答)、「授業科目に関する情報収集」(50.0%)などの回答率が高かった。また「チャットGPTのでたらめな回答などを遊びのように楽しみながら学業のストレスを解消した」という回答も23.5%あった。
AIの活用が学業や就職などに広がることについて、大学生はおおむね肯定的に評価しているようだ。
今回の調査で回答者の76.5%が「肯定的、期待される」という考えを示した。その理由としては「学業や就職にかかる物理的な時間を減らすことができるため」という回答が52.4%(複数回答)で最も多かった。
半面、残りの23.5%は、AI活性化を懸念する理由として「各種の不正行為によって公正な評価が難しくなるだろう」(64.1%・複数回答)を挙げた。
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