韓国慶尚南道梁山市(キョンサンナムド・ヤンサンシ)の刺身店で、子どもを連れてきた女性客2人が、他の客と喧嘩をした挙げ句、店主に暴行を加えるという騒ぎを起こした。
JTBCによると、11月20日夕、女性2人と子ども3人が来店した。数時間、お酒を飲んだあと、他のテーブルにいた男性らに「何を見ているのか」「悪口を言ったな」などと言いがかりをつけ始めた。
男性らは「悪口など言っていない」と説明したが、女性らが男性側の席にやってきて「謝れ」とさらに喧嘩をふっかけた。店主が仲裁に乗り出したが、女性らはさらに態度を硬化させた。監視カメラには、女性が店主を激しく押しのけて暴行する姿が捉えられた。
警官が出動し、間に入ろうとしたが、女性は警官にも暴力をふるった。女性はテーブルの上にあった酢コチュジャン容器を手に取り、店主に投げつけた。当時、女性らが連れてきた子どもたちは暴行の場面を見ても意に介さず、スマホゲームをしていたという。
結局、女性2人は警察に連行された。
後日、女性の1人は店側に対して「この街で商売をできなくしてやる。私がじっとしておくとでも思ってるのか。店を潰す」と脅迫したという。女性から謝罪はなく、その時の食費8万4500ウォン(約9600円)分も「食い逃げ」状態という。
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