韓国でマイコプラズマ肺炎患者がこの1カ月で2倍以上急増した。新規患者の8割は小学生以下の子ども。疾病管理庁のまとめによると、45週目(11月5~11日)の細菌性急性呼吸器感染症の入院患者236人うち226人(95.8%)がマイコプラズマ肺炎だった。
マイコプラズマ肺炎は8月末から増加し始め、本格的な寒さの到来とともに患者が急速に増えている。1カ月前(41週目、10月8~14日)の90人から今月に入って200人を超えた。新規患者の半分は7~12歳(49.1%)で、次いで1~6歳(30.5%)が多かった。
マイコプラズマ肺炎は細菌による感染症で、インフルエンザのように毎年発生。2011年、2015年、2019年と4年周期で全国的に流行しており、今年も感染拡大が予想されている。
流行周期が韓国と似ている中国でも最近、小児・青少年を中心にマイコプラズマ肺炎が広がっている。ただし韓国は直近で流行した2019年の同期(45週目523人)に比べれば患者数が抑えられている。
(c)MONEYTODAY