2024 年 6月 23日 (日)
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韓国で波紋広げる教師の自殺事件…相次ぐデマと関与児童の「身元さらし」

自殺した教師のための追悼メッセージを読む市民ら(c)news1

ソウルの小学校教師が自殺した事件で、オンラインコミュニティを中心に事件と関連した人物に対する無分別な「身元さらし」が続いている。自殺の理由として「保護者によるパワハラ」が取り沙汰されて以降、この「身元さらし」はさらに激しくなっている。

SNSなどで当初、事件と関係のない与野党国会議員の事件との関わりを指摘するデマが出回り、与党「国民の力」のハン・ギホ議員が特定された。その後、事実ではないことが確認され、火の粉が「共に民主党」のソ・ヨンギョ議員に降りかかった。これも事実ではないことが判明し、一段落した。両議員はデマ流布者を警察に告訴している。

加えて、自殺教師の日記が公開された後には児童の名前が晒されている。

最近になって、カカオトークオープンチャットルームなどで、当事者として名指しされた児童の名前が出回った。生前、故人がこの児童と撮った写真のほか、事実が確認されていない投稿も流布された。

警察当局は現在、校長ら教師60人を対象に参考人聴取を進めている。既に、校内の暴力事件と関連した保護者を呼んで、事情を聴いている。校内暴力問題を処理する過程で保護者から強い抗議を受けた、と労組が主張しているためだ。

今回の場合、事件の注目度が高い一方で、関係者への誹謗中傷などが懸念されるため警察当局が公開する情報は少なく、憶測が出回っている。

(c)news1

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