新型コロナウイルスの感染者が減少し、日常の回復が本格化した今年第1四半期、韓国国内で起きた殺人・強盗・強姦など凶悪犯罪が1年前より10%近く増加したことがわかった。
警察庁のまとめによると、今年1~3月の殺人を含む凶悪犯罪発生件数は6007件で昨年同期の5479件から528件(9.6%)増加した。
昨年同期比では、特に強盗が123件から147件へと19.5%も増加していた。放火は307件から346件へと12.7%増え、強姦・強制わいせつは4979件から7.7%増の5363件だった。
一方、殺人は181件から151件に減った。
凶悪犯罪の数が全体的に増えたのは、犯罪全体の数が増加した影響もあるとみられる。第1四半期に発生した総犯罪は35万499件で、昨年同期の32万2346件より2万8153件(8.7%)増加した。
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