2025 年 6月 14日 (土)
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韓国で変わる離婚観…親が子どもの離婚を応援する時代「家の恥ではない」

(c)news1

離婚といえばかつては「家の恥」とされていた。しかし、韓国では最近、子どもの幸せを優先して離婚を支持する親が増えており、法廷前まで付き添う親もいるほどだという。

4日に放送されたMBNのトーク番組「本音トークショー」で「最近の親は子どもの離婚を支持する?! 家庭裁判所1階で子どもを待つ親たち」と題した映像が公開された。

番組では離婚問題に詳しいアン・ソヒョン弁護士が「新婚離婚とは」という質問に対し、「結婚して間もない夫婦が離婚すること。一般的には3年以内の離婚を指す」と説明した。

歌手のエノクは「一見すると長年連れ添った夫婦のほうが離婚は大変そうだが、新婚離婚はなぜ難しいのか?」と問いかけた。

アン弁護士は「新婚離婚をする夫婦は財産がなく、結婚式や新婚旅行、家具・家電の購入などで借金を抱えているケースが多い。むしろ小さなことを巡る争いになりやすく、より敏感になりがちだ」と答えた。

また、「最近は親の離婚に対する意識も大きく変わっている。以前であれば『絶対ダメ』『恥ずかしい』『家門の不名誉だ』と反対するのが当たり前だったが、今は子どもの幸せ第一で、積極的に応援したり関与したりする親が増えている」と説明。

「家庭裁判所の1階に行くと、親たちが落ち着かずにそわそわしながら待っている。まるで大学入試の日に校門の前で子どもを待つ親のようだ。中には調停室の前まで付き添う親もいる」と明かした。

タレントのイ・ヒョンイは「本来なら親元から独立してから結婚すべきだったのに、そうではないまま結婚してしまったようで切ない」と述べた。

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