韓国で室内でのマスク着用義務が解除されるなど新型コロナウイルス禍から本格的に日常生活が回復しつつあることを受け、バレンタイン商戦が熱を帯びている。免税店やホテル、飲食業者などはさまざまな企画を開催している。
ロッテ免税店はオン・オフラインで「スイートギフト」のセールを開催。プレゼント用として人気が高いチョコレート商品と、ビュリー1803▽ヴェルサーチ▽ジョン・バルベイトス――など香水全品目を割り引いている。
チョコレートは50ドル以上購入すると3000ウォン、香水は150ドル以上購入すれば1万ウォンを割り引く。ロッテ免税店関係者は「バレンタインデーとホワイトデーに合わせて恋人や家族に贈りやすいアイテムを対象に割り引いている」と話した。
均一価格生活用品店のアソンダイソーはバレンタインデーイベント期間中は、チョコレート加工品、チョコレート作り用品など計240種余りの商品を展示。低価格で多様な形のチョコレートを手作りできるよう、DIY用チョコレートと器具の品ぞろえを充実させている。
サムスン物産ファッション部門が運営するラグジュアリーブランドのトリーバーチはブランドのイメージを盛り込んだカカオトークの絵文字「トリーバーチバレンタインエディション」を贈呈。カカオトークでトリーバーチチャンネルを友達に追加した顧客に先着順に贈る。
ホテル業界もバレンタインデーイベントを展開している。
ウェスティン朝鮮ソウルは特別な記念日を過ごせるよう「ザ・モスト・ロマンチック・モーメント」を販売。ジュニアスイートやエグゼクティブスイート客室限定でモエ・エ・シャンドンのロゼシャンパン1本が客室に用意され、ウェディングシューズで有名な手作り靴ブランド「センドリオン」の20万ウォン相当のバウチャー1枚を提供する。
シグニエルソウル・釜山はバレンタインデーケーキを限定販売。「バレンタイン天使の羽」はジャスミン茶風味のガナッシュの中にヘーゼルナッツケーキとイチゴクリームをいっぱい詰め、羽状に装飾している。
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