2024 年 12月 21日 (土)
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韓国でサブカルチャーゲームに勢い

原神3.3バージョンアップデート画像(写真=HoYoverse)(c)NEWSIS

韓国で「サブカルチャー」と分類されてきた美少女キャラクターのゲームが、国内モバイルゲーム市場に浮上している。厚いファン層を持ち、オフラインゲームショーでも注目を集めている。ゲーム各社も同様のサブカルチャー新作を次々に繰り出している。

中国のソーシャルゲーム開発「米哈游(miHoYo)」の新ブランド「HoYoverse(ホヨバース)」が手掛けるサブカルチャーゲーム「原神」。2020年に発売され、世界的に人気を集める「ロールプレイングゲーム(RPG)」(ゲーム参加者がそれぞれに割り当てられたキャラクターを操作して、冒険や戦闘などを繰り返して目的達成を果たすゲーム)だ。「原神」は大規模アップデートのたびに魅力のある新規キャラクターや膨大なコンテンツを公開し、強固なファン層を得ている。

「原神」は、世界のメディアやゲームファンの投票によって優れたゲームを選ぶ「ザ・ゲームアワード(TGA)2022」において、ユーザーのみの投票で選出される「人気賞」を受賞した。TGAはゲーム界のアカデミー賞と呼ばれる北米最大規模のゲーム授賞式。「原神」は昨年も、このTGAで最高のモバイルゲーム賞を獲得している。

「原神」をはじめ、サブカルチャーゲームの人気は日増しに高まっている。

11月に韓国で開催された国内最大のゲーム展示会「G-STAR2022」で、HoYoverseは「原神」と「崩壊:スターレイル」「ゼンレスゾーンゼロ」などを出品した。ユーザーがグッズを求めて長蛇の列を作るなど、人気を実感させた。

合わせて今月、京畿道(キョンギド)高陽市(コヤンシ)一山(イルサン)で、韓国最大のアニメーション・ゲームフェスティバル「AGF 2022」が開催された。カカオゲームズの「ウマ娘プリティーダービー」「エバーソウル」、ネクソンの「ブルーアーカイブ」、バンダイ・ナムコ・コリアの「機動戦士ガンダム 水星の魔女」など、計約60社が参加して作品を披露した。2日間の入場者は計4万7774人で過去最高を記録した。

(c)NEWSIS

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