2024 年 12月 9日 (月)
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韓国で「携帯電話身分証」時代が開幕…「もう財布いらない」

モバイル身分証民間開放サムスンウォレットオープン行事(c)NEWSIS

もうギャラクシースマートフォンの利用者は、財布を持ち歩く必要がなくなる。「サムスンペイ」がクレジットカード機能に加え、「モバイル身分証」の機能も備えるようになった。SKテレコム、KT、LGユープラスなど移動通信3社も「PASS(パス)アプリ」で、モバイル身分証機能を持っているが、二つのアプリにはどんな違いがあるかにも関心が集まる。

韓国サムスン電子は21日、実物の身分証と同じ法的効力がある「モバイル運転免許証」と「モバイル国家報勲登録証」のサムスンウォレットサービスを開始することを発表した。

サムスンウォレットのモバイル身分証は、政府が提供する「モバイル身分証」アプリと同じ方式が取られている。モバイル身分証を私のスマートフォンに登録するためには、住民登録番号の確認、顔認識などの手続きに加え、IC(集積回路)カードが内蔵された実物の身分証が必要になる。初めてモバイル身分証を登録する時には、スマートフォンのNFC機能を立ち上げ、ICカード内蔵の身分証をスマートフォンの裏面に接触させる必要がある。その後、自分のスマートフォン認証、顔面認識手続きなどを経た後、初めてモバイル身分証が完全に登録される。

同社と行政安全省によると、このようなモバイル運転免許証は身分確認が必要な公共・医療・金融機関などをはじめ、4月10日の総選挙でも有権者としての身分確認用に使用することができる。

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