
韓国のファッションブランド「ダイニット(DEINET)」が6月27~29日にソウル・聖水洞(ソンスドン)で開催した初のポップアップストアが、3日間で来場者5000人以上、売り上げ1億7000万ウォンを記録して終了した。
今回のポップアップは、MZ世代(1980年代~2000年代初旬の生まれ)から高い支持を得ているダイニットと、THE MUSEUM VISITORとのコラボレーションで、開催前から大きな話題となった。両ブランドを率いるダイニットのディレクター、キム・ダイン氏と、THE MUSEUM VISITORデザイナーのパク・ムンス夫妻による初のプロジェクトであったことも注目を集めた。
会場は、単なる店舗ではなく、それぞれのブランドの世界観を表現する空間として好評を博した。5000人を超える来場者があり、現地売り上げは約1億7000万ウォンにのぼった。スペシャルアイテムはもちろん、オンラインで人気の定番商品も並び、DJパフォーマンスや期間限定プロモーションなど、来場者が楽しめる内容となった。
中でも会場で初めて披露された「TMV X DEINET」のコラボアイテムは即完売した。成功を受け、ダイニットはポップアップで単独公開された「2025 ホットサマーコレクション」を手始めに、下半期も新たなアイテムを連続投入し、さまざまな形で顧客との接点を拡大する。
ダイニット関係者は「ポップアップに来られた方全員に提供した『TMV X DEINET』コラボエコバッグと風船が、3日間で聖水洞の街中にも広がり、多くの反応があった。今年はブランド設立2周年で、より多くの顧客に差別化されたブランド体験を提供するプロジェクトを進める」とコメントしている。
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