ソウル市江南区開浦洞のマンション「The H Firstier I Park」の無順位請約が26日始まった。最大20億ウォン(約2億2000万円)程度の相場差益が見込まれ、約100万人が申し込むのではと予想されている。
無順位請約は、先に選ばれた当選者が放棄したり、当選が取り消されたりした住宅の持ち主を再び決める手続き。投機熱の高い物件に限って、韓国不動産院が運営する「請約ホーム」を通じて当選者を選定するようにしている。
請約ホームのホームページへのアクセスは当初は順調だったが、1時間後からは待機状態になり、接続の遅延も発生している。
The H Firstier I Parkは、専有面積が34平方メートル、59平方メートル、132平方メートルの3タイプある。
満19歳以上であれば、居住地や住宅所有の可否などと関係なく請約できる。実際に居住する義務はなく、転売制限はない。ただし、10年間は再当選制限が適用される。
分譲価格は4年前の最初の供給価格で▽34平方メートル=6億5681万ウォン(約7400万円)▽59平方メートル=12億9078万ウォン(約1億4500万円)▽132平方メートル=21億9238万ウォン(約2億4700万円)となっている。
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