
韓国で「自殺危険群」を含めた精神の健康状態が危機的状況の学生が10万人余りに達することがわかった。
教育省の「2023年学生情緒行動特性検査現況」によると、今年検査を受けた小中高校生173万人余りの内、4.8%に当たる8万人余りが「予備軍」に分類され、1.3%の2万人余りが「自殺危険群」とされた。
過去5年間の年度別「予備軍」比率は▽2018年・2019年4.6%▽2020年・2021年4.4%▽2022年4.6%▽今年4.8%――と推移。「自殺危険群」の割合は▽2021年1.0%▽2022年1.1%▽今年1.3%と微増傾向にある。
精神健康危機の学生は「ウィ(Wee)センター」をはじめとする学校相談、精神健康福祉センターなどの専門機関で相談や治療を受けることができる。
しかし、教育省の報告書によると、専門機関の治療を受けられなかった児童生徒の80%は本人や保護者の治療拒否によるものだという。
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