2024 年 2月 24日 (土)
ホーム社会防疫パスの義務化に高齢層「モバイルなんてわからんのに…」

防疫パスの義務化に高齢層「モバイルなんてわからんのに…」

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韓国で新型コロナウイルス感染対策のため、大型スーパーやデパートなど大規模店舗に「防疫パス」(ワクチン接種証明・音声確認制)が導入され、高齢者の間で「不便だ」との声が高まっている。

防疫当局によると、忠清北道(チュンチョンプクド)のデパート、大型スーパー、書店など、面積3000平方メートル以上の大規模店舗(ショッピングモールやスーパー、デパート、農水産物流通センター)では今月10日から防疫パスが導入された。

これにより、大規模店舗では電子出入名簿やQRコードなどでワクチン接種完了認証をするか、PCR音声確認書(発給日から48時間有効)などを提出しなければ入場できなくなった。

したがって、未接種者や防疫パスの満了者は、大規模店舗を利用できなくなった。

清州(チョンジュ)市清原(チョンウォン)区に住む女性のホ・スングさん(81)は最近、大型スーパーを訪れた。モバイル使用に慣れていないホさんにとって、防疫パス利用は非常に高いハードルだった。

「説明してくれても理解できず、恥ずかしかった。結局、どうすればいいのかわからず、職員の助けを借りてやっと入場できた。新型コロナ関連では、携帯電話認証が増え続けるようで困っている。簡単にはできないのでもどかしい」

ホさんの不満は募る。スーパーに入場できない人たちの大半が高齢層という。

地元の市場を利用するというキムさん(72)は防疫パスをうまく使えない。

「生活必需品を買うために近くの大型スーパーを訪れたが、どうやってQRコード認証をすればいいかわからず、引き返すことにした。予防接種ステッカーもまだ発給されていないから、スーパーには当分、行けそうもない」

キムさんはこうため息をつく。「高齢者が行ける場所は、もう少なくなった。政府の考えには共感するけど、一部の措置は何とかならないか」

防疫パスの導入で冷や汗を流しているのは、デパートや大手スーパーなどの流通業界も同じだ。

忠清北道のある大型スーパー関係者は「高齢者が訪問する場合、ワクチンパスの確認に時間が多少かかるため、防疫パス管理の人材確保などを検討している」と話す。防疫パスは現場の混乱が懸念されるため、今月17日から適用される。防疫指針に違反した利用者や施設運営者は過料を支払わなければならない。

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