2024 年 2月 26日 (月)
ホーム国際金建希氏「静かな内助」終わった…仏大統領夫人モデルに関心 (下)

金建希氏「静かな内助」終わった…仏大統領夫人モデルに関心 (下)

パリのエリゼ宮殿に到着したマクロン仏大統領夫妻(AFP)©news1

◇マクロン大統領の妻ブリジット氏に似る?

キム・ゴニ(金建希)氏は歴代大統領の配偶者と多くの点で異なる。

ユン・ソンニョル(尹錫悦)氏が大統領が就任するまで、2007年に設立した展示企画会社「コバナコンテンツ」を運営した事業家出身である▽ユン氏との間に子供がいない――などだ。

何よりも、外見とファッションが、固定観念に縛られた大統領配偶者のイメージから程遠い。大統領配偶者として、キム氏を支持するファンダムと批判するアンチが共存するのも憲政史上初めてといえる。

キム氏と似たような状況は外国で見られる。代表的なのがフランス。大統領を務めたサルコジ氏と妻カーラ・ブルーニ氏、また現職大統領のマクロン氏と妻ブリジット氏の例が有名だ。

ブルーニ氏とブリジット氏は、若い女性のロールモデルに挙げられ、大統領より有名な「大統領配偶者」とも呼ばれる。大統領室がキム・ゴニ氏を補佐するためにどのような「モデル」を選択するか関心が集まる中で、フランスの事例が手本になり得るという意見が出ている。

ブリジット氏は2017年中旬、マクロン氏が初めて大統領に当選した時、キム氏のように世論の注目を集めた。

ブリジット氏はマクロン大統領より24歳年上で、2人はマクロン氏が高校生の時代、学校の子弟の間柄で初めて会い、恋に落ちた。10年余りの愛を育んできた2人は、2007年の結婚当時、多くの関心を集めた。

10年後、マクロンが初めて大統領選に出馬すると、フランス世論は「ブリジット氏は夫と3人の子供を持つ既婚者でありながら、先生として、学生と不適切な関係を結んでいた」という見方で2人を批判した。

マクロン氏は世論の批判にも妻を最後まで保護し、大統領選公約として「ファーストレディ」という公式肩書きを付与し、予算を策定してブリジット氏の能力をフランスの発展に活用するとして論難に正面から対抗した。

ブリジット氏も大統領選挙期間中、夫が大統領に当選すれば、ファーストレディとしてフランス教育改革と青年問題などの解決に向けて先頭に立つと公言した。

フランス大統領室のエリゼ宮殿ホームページに設けられたブリジット・マクロン氏の紹介コーナー。ブリジット氏の経歴と履歴などが簡単に紹介され、意見を伝えられる方法が案内されている(エリゼ宮殿ホームページキャプチャー)©news1

しかし大統領に当選した後、フランスでは「選出職でもない大統領配偶者に別途の予算は必要ない」という世論が収まらなかった。

支持率が落ちたマクロン大統領は世論を受け入れて公約をおさめたが「透明性憲章」を出し「ファーストレディ」として一定部分の役割を保障した。フランスで初めて、ファーストレディの役割が決まったわけだ。

エリゼ宮殿は「ブリジット氏は国際会議や首脳会談に参加し、大統領のそばでフランスを代表する」「エリゼ宮殿で会議を主宰することもでき、ほかにも慈善活動と教育、障害者、健康、児童保護の分野で働く機関と定期的に会議を開くことができる」と明らかにした。

またブリジット氏のために働く大統領室補佐官2人について、別途の予算を割り当てず、大統領補佐官の予算から負担すると明らかにした。

現在、エリゼ宮殿のホームページには、ブリジット氏を紹介する別途のコーナーが設けられ、彼の出生と職業、公的生活と義務などが紹介されている。また、ブリジット氏に意見を伝える方法も紹介されている。現在、韓国大統領室のホームページにはユン大統領の分だけが紹介されている。

チェ・ジン大統領リーダーシップ研究院長は「男性が大統領である国家でファーストレディの役割は次第に拡大しているのが世界的な傾向だ。公約を無条件で守ろうとするより、キム氏の能力や経験などを、大統領が関心を持ちにくい分野で展開できるよう、環境を整えることが必要だ」と指摘している。

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