韓国で昨年、60代の雇用率が初めて58%を超え、過去最高となった。60代は退職したり、再就職したりするケースが多い年齢帯で、先月は就業者数増加の半分を占めた。
統計庁の国家統計ポータル(KOSIS)などによると、60代の就業者は昨年437万5000人で、前年より23万5000人(5.7%)増えた。性別で見ると、60代男性の雇用率は68.8%で、60代女性(48.3%)より20ポイント以上高かった。
60代男性の場合、建設業や製造業、運輸倉庫業などに就職するケースがほぼ同じ比率で多かった。60代女性の場合、介護需要の増加を反映し、約2割が保健・社会福祉サービス業に従事していた。
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