
ソウル市銅雀区の中央大学キャンパスで18日午前、同大百周年記念館付近の階段にタクシーが突入する事故が発生した。階段の一部が破損したが、人命被害はなかった。事故を起こしたタクシー運転手は、階段を車道と勘違いして進入したものとみられている。
この場所は、夜間は車両進入を防ぐポールが設置されるが、昼間は郵便局や物資納品車両の出入りのため、ポールが外されている。そのため、運転手が通行可能な道路と誤認しやすい状況が続いていた。
中央大学のオンラインコミュニティでは「なぜここで繰り返し車道と歩道を誤認する人が現れるのか」といった不満の声が上がっている。また、他のコミュニティにも過去の類似事故の写真が6件投稿され、「最近数年で、階段に挟まった車が一度や二度ではない」との指摘も出た。学生からは「事故が繰り返されるなら施設に問題がある」「車両進入を完全に防ぐ設備が必要だ」といった意見が相次いでいる。
(c)MONEYTODAY