2024 年 7月 24日 (水)
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超巨大AI活用を急ぐ通信3社…「AI大戦」で火花

超巨大AI「EXAONE」で作り上げた最初のAIヒューマン「ティルダ(Tilda)」(LG提供)©news1

韓国通信会社が超巨大人工知能(AI)技術活用に拍車をかけている。KTは超巨大AIで「共感するAI」を、SKテレコムはスマートフォンアプリで利用できるAIサービス「エイドット(A.)」を公開した。LGユープラスはLGグループAI研究院の超巨大AI「エクサワン(EXpert Ai for everyONE)」を活用する方法を検討している。

KTは先月19日、ソウル市瑞草(ソチョ)区融合技術院で超巨大AIをベースにKTのすべてのAIサービスを一段階進化させることを骨子とした「KTAI2.0」研究方針を発表した。KTの場合、AI分野の産学研究協力体である「AIワンチーム」にク・ヒョンモ代表の関与を経てスタートさせるほど、AI技術開発に多くの力を注いでいる。

KT融合技術院AI2XL研究所長のペ・スンミン氏は、KTが超巨大AIをベースに開発中の音声知能と言語知能、視覚知能について紹介し、AIコンタクトセンター(AICC)、ギガニジー(GiGA Genie)、ギガジニーバース、AIロボット、次世代知能型交通体系(CーITS)などのサービス分野に適用する計画だと明らかにした。

KTが開発するAIの差別化の方向は「共感するAI」だ。ペ所長は「今後進化したKTAIが自ら周辺と前後の状況を学習し、ユーザーが望んだ瞬間に適切に介入できるようになる」と話した。

KTは「AIワンチーム」を通して多者による共同研究で超巨大AIモデルを開発中だ。現在KTをはじめ、韓国電子通信研究院(ETRI)、KAIST(韓国科学技術院)漢陽(ハンヤン)大がこのプロジェクトに参加中で、超巨大AIを年内に商用化する計画だ。

質問に答えるエイドットのキャラクター©news1

これに先立ってSKテレコムは先月16日、エイドット(A.dot)のAndroidのオープンBeta版を、ONESTOREとGoogle Playストアで公開した。エイドットは自然語処理と感情分析技術を基に、自分だけのキャラクターを通じて顧客とコミュニケートし、関係を強化するプラットフォームだ。

SKテレコムは巨大言語モデル(GPT-3)の韓国語特化バージョンを独自開発してきており、これを基に顧客と自由なテーマで韓国語対話が可能なB2Cサービスを発売した。エイドットの究極的な目標は、利用者に最適化したモバイル環境を提供することだ。顧客がスマートフォンを使う時の煩わしい操作を代わりに処理し、顧客が好みそうなものを適宜推薦して再生してくれる。

例えば、OTTで何を見るか悩んだ時、好みに合わせて歌やポッドキャストをプレイリストに入れたい時、カレンダーに自分のスケジュールを登録して確認が必要な時など、日常の雑事を随時エイドットが簡単に処理してくれる。

エイドットに適用された核心AI技術は、巨大言語モデルをベースとした日常的な対話と、顧客が要求する特定作業の処理を自然に結合させたものだ。巨大言語モデルは、現存する対話言語モデルの中で最も性能が優れている。SKテレコムは2月からチェ・テウォン会長が無報酬で未登記の会長職を引き受け、AI事業を自ら陣頭指揮している。

LGユープラスは、LGグループのAI研究院の超巨大AI「エクサワン(EXAONE)」を活用する方式を準備中だ。エクサワンは国内最大の約3000億個のパラメータを保有しており、言語、イメージ、映像など人間のコミュニケーションに関連する多様な情報を習得し扱うことができるマルチモダリティ(Multi-Modality)能力を備えている。例えば、「カボチャの形をした帽子を作って」と言えば、エクサワンは学習した情報を基に「カボチャの形をした帽子」のイメージを新たに作り出す。 

©news1

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