
育児ストレスを解消すると言ってクラブ通いする妻と離婚すべきか――こんな韓国男性の相談がYTNラジオ番組に寄せられた。
男性によると、妻とは居酒屋でナンパして知り合った。恋愛中は妻と酒を飲んで遊ぶのが楽しかった。
ところが結婚後、その長所は短所になったという。
妻は友人と酒を飲んで朝帰りするのが常だ。男性は「子どもができれば変わる」と信じたが、妻は赤ちゃんを実家に預けて夜遊びを繰り返した。
ある日、クラブ帰りの妻に「どうして、こんなに遊びに行けるのか」と問い詰めると「育児ストレスを解消して何が問題か」と逆ギレされた。
男性は「妻が他の男に会っている可能性もあると思うと、これ以上、結婚生活を続けられない」と考える。クラブ通いで家庭を顧みないことが離婚理由になるか、またクラブに行こうと誘った友人の責任を問えるか――などを番組で尋ねた。
出演した弁護士は次のような見解を示した。
「配偶者がいる人が単にクラブに出入りしたというだけで離婚を請求するのは無理がある。他の異性と酒を飲み、スキンシップが存在したり交際につながったりするなら、不貞行為とみなされ、離婚請求ができる。家庭を顧みず、配偶者を不当に遇することも離婚理由になりうる」
妻の友人の責任を問えるかについては「クラブに一緒に遊びに行っただけでは婚姻関係を破綻させたとは考えにくい。ただ、友人が妻に交際目的で異性を紹介したり、ブッキングを積極的に主導したりしたことが立証されれば、損害賠償請求できる可能性がある」との見解を示した。
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