韓国ネット大手カカオの子会社カカオブレインは1日、メディアアートグループ「スリットスコープ(SLIT SCOPE)」とともに、詩を書く人工知能(AI)モデル「シア(SIA)」を開発。最初の詩集「詩を書く理由」を8日に出版すると明らかにした。
「シア」はカカオブレインの超巨大AI言語モデルKoGPTを土台に詩を書くAIモデル。1万3000編余りの詩を読み、作法を身につけた。主題語と命令語を入力すれば、「シア」が情報の脈絡を理解し、直ちに詩を作る。
AI技術を活用し、多様な文化コンテンツを創作しようと企画された詩集「詩を書く理由」には、計53編が収められている。
「スリットスコープ」は演出家でありメディアアーティストであるキム・ジェミンと、AI研究者でありソフトウェア開発者であるキム・グンヒョンが2018年、AIと芸術家が即興でテキストを作っていくパフォーマンス「I Question」の作業を進めながら始めたもの。
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