ソウル・明洞商(ミョンドン)圏が蘇っている。ソウル市中区(チュング)明洞を訪れる外国人観光客が次第に増え、明洞に売り場を開くファッション・ビューティーブランドが続々と登場している。
化粧品ブランドのネイチャーリパブリックは今年、明洞に追加で支店を開くための準備作業に取り組んでいる。現在、インテリア工事の段階で今月開店予定だ。ネイチャーリパブリックは最近、化粧品のデザインを改善するなど、ブランド変更に乗り出している。
イーランドジュエリーブランドのロイドは昨年12月、明洞商圏に復帰した。忠武路(チュンムロ)2街に位置する以前のロイド明洞店は、新型コロナウイルス感染までは全国で2番目に高い土地だった。しかし、主要顧客である中国人観光客の足が途絶え、撤退した。イーランドファッションブランド「スパオ(SPAO)」も昨年9月、雪ヌーンスクエア(NOON SQUARE)に再びオープンした。
グローバルスポーツブランド・アディダスは明洞エムプラザに今年第1四半期(1~3月)の開館を目標に2500平方メートル規模のフラッグシップ売り場を準備している。アディダスは昨年初め、明洞店を閉店している。アディダスが入るところのすぐ近くにはナイキがメガストア「ナイキソウル」を運営中であり、両ブランド間の競争が激しくなりそうだ。
最近、エンデミック転換と空路再開が反騰の契機になった。ソウル観光財団によると、昨年11月までにソウル観光情報センターを訪れた訪問客は一昨年より2.5倍増加した。一昨年11月まで観光情報センターの訪問客は計79万9658人だったが、昨年は197万9209人が訪問した。
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