2024 年 6月 23日 (日)
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自立飛行ドローンが鉄路点検 (上)

ドローン(KORAIL提供)©news1

韓国忠清南道(チュンチョンナムド)燕岐郡(ヨンギグン)美湖川(ミホチョン)。自動で飛行するドローンが、長さ436メートル、高さ18メートルの鉄橋の上下左右を飛び回り、隅々まで調べる。人が操縦していないが、強風や列車走行で発生する風にも耐える。橋の天板を支える22の橋脚の鉄筋とコンクリートを調べて、撮影した映像をリアルタイムで安全管理担当者に伝達する。

韓国鉄道公社(KORAIL)はこのほど、「自立飛行ドローンによる鉄道施設物自動点検システム」を公開した。KORAILは自動点検システムに加え、「先端掘削機」「ウェアラブル(着用可能)エアバッグ」を導入し、重大事故の予防に力を入れている。

◇「接近の難しい現場で活用」

KORAILによると、ドローンを利用した点検システムは、国土交通科学技術振興院の国家研究開発事業の一環として取り入れられた。KORAILと韓国鉄道技術研究院、国内中小企業など7つの産学研機関が共同研究に乗り出した。

自動運転車のように、自立的に飛行経路を選択したドローンが施設を撮影し管制車両に伝送すれば、人工知能が異常の有無を判別する。点検状況とメンテナンス記録が中央サーバーに記録され、自ら点検日程と補強計画も立てる。すべての履歴が自動的に管理されるわけだ。

ドローン点検システムは、特に作業者が近づきにくい現場に活用するのに適している、というのがKORAILの説明だ。川幅の広い川や高い橋、山の斜面、高圧電流が流れる架空送電線や鉄塔付近などがこれに該当する。

KORAILによると、このシステムは各現場の状況に柔軟に対処できるということだ。例えば、平地が多いが線路が複雑なKORAILソウル本部は、線路付近の死角地帯の点検にドローンを活用する。大田(テジョン)市忠清(チュンチョン)本部はドローンの機動性を活用して落石が懸念される線路沿いの斜面にドローンを飛ばす。管轄地域に川幅の広い河川が多い大邱(テグ)市慶北(キョンブク)本部は事故予防に重点を置く。

©news1

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