
韓国のインターネット専門銀行「Kバンク(K-Bank)」と「カカオバンク」が自動車金融で領域を拡張する。
Kバンクは8月中に自動車ローンを、カカオバンクは第4四半期(10~12月)中に中古車購入資金ローンを、それぞれスタートさせる。
Kバンクは、BMWとMINIなどを輸入・販売する自動車専門企業「ドイツモーターズ」や、オンライン中古車売買プラットフォーム「チャランチャ」と業務協約を結び、自動車金融を準備している。
真っ先に披露するのは、キャピタルなどを利用する自動車金融消費者を対象に、Kバンクの融資を供給するという性格の金融だ。
借主の信用情報などを基にキャピタルより相対的に低い金利で融資を供給し、融資を乗り換えられるようにするというコンセプトだ。
Kバンクは「上半期中に発売しようとしたが、仕上げ段階で遅れ、今月中に始める予定。年内には購入資金を全て融資によって受けられるよう範囲を拡大する」と説明している。
カカオバンクは中古車を購入する際、資金を融資で受けられるオートローン商品を構想している。住宅ローンと同様に、100%モバイルで中古車購入資金を融資できるモバイル完結性に集中しているという。
すでに市中銀行がSGIソウル保証と手を握り、オートローンを供給している点を勘案し、カカオバンクは発売初期から戦略的に金利を大幅に下げる計画だ。
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