2024 年 7月 14日 (日)
ホーム社会“自分は若い”と思うほど睡眠の質は高い…韓国の研究チームが論文

“自分は若い”と思うほど睡眠の質は高い…韓国の研究チームが論文

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自分が考える「主観的年齢」が、実際の年齢より高いと感じるほど、睡眠の質が低い――韓国の研究チームがこんな研究結果を明らかにした。裏返せば、肯定的な考えを抱き、運動などによって若さを保とうと努力する人は、相対的に睡眠の質が高いということになる。

盆唐(ブンダン)ソウル大学病院神経科のユン・チャンホ教授、議政府(ウィジョンブ)乙支(ウルチ)大学病院神経科のユン・ジウン教授の研究チームが4日、国際学術誌「行動睡眠医学」(Behavioral Sleep Medicine)にこうした内容の論文を発表した。

睡眠は身体回復、記憶力、免疫の調節など、重要な役割を担う身体活動だ。睡眠の質の低下は、眠気を誘発し、疲労を高めて集中力を低下させる。さらに高血圧や糖尿、心・血管疾患、認知の低下などにも関連がある。睡眠の質は、個人的な睡眠特性や主観的な睡眠認識など、相互に作用するさまざまな構成要素によって決まるという。

研究チームは性別・年齢層ごとに、「実際の年齢」と「主観的年齢」の差を把握し、睡眠の質との関連を研究した。韓国人2349人を対象に年齢・性別・職業など個人的事項を調査するとともに、「あなたは何歳に感じられますか」という主観的年齢を尋ねたり、4週間ごとに勤務日や休息日の睡眠パターン、いびきなどについて質問したりした。

その結果、404人(17%)が「実際の年齢より主観的年齢が高い」と答えた。うち50代以上、あるいは女性の回答者で睡眠の質が落ちていた。

睡眠の質を測定する尺度としてよく用いられるのがピッツバーグ睡眠質問票総合得点 (PSQIG)。0~21点の間で評価され、点数が高いほど質が良くないことを意味する。6点以上であれば「質が悪い」と判断する。

主観的年齢が実際の年齢より9%高いと感じれば、このPSQIGも1.7高いという傾向が出ていた。

主観的年齢は老化に対する自己認識が反映されるもので、研究チームによると、実際の年齢より「低い」と考えるグループは肯定的態度・行動・認識を持つ可能性が高く、睡眠の質が高いという。逆に「高い」と答えたグループは、否定的な態度・行動が多いという。

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