
自身の衛生には神経質なくせに共有空間では無頓着な夫について、韓国の女性が7月29日に放送されたJTBCの番組「事件班長」で「子どもみたいな40代の夫にずっと悩まされている」として不満を明かした。
結婚して10年目となる女性は30代。ある朝、夫がゆで卵の殻をむいている時、大きなくしゃみをした。その際のつばがついた手で再び卵を触ろうとしたため、女性は「手をちゃんと洗って」と注意。夫は「分かった」と言い、水で手を軽くぬらした。
「それは洗ったうちに入らない。ちゃんとせっけんで洗って」と求めると、夫は「大げさすぎる」と不機嫌になり、口論に発展した。
腹立たしいことに、夫は毎日2回シャワーを浴び、少しでも臭いがしたり消費期限が過ぎたりした食べ物は絶対に口にしないほど、自身の衛生面に厳しい。
その一方で、脱いだ服をリビングに放置し、下着と衣類を分けずに洗濯するなど、共有空間では無頓着。女性はそれが気に食わないのだ。
女性は「夫は言うたび神経質すぎると責めてくるけど本当に私が悪いのか」と疑問を投げかけた。
番組のパク・ジフン弁護士は「夫は一見衛生観念がなさそうで自分のことには非常に気を使っている。つまり基準が主観的で自分中心になっているだけ」と分析した。
心理学者のパク・サンヒ教授は「くしゃみの後、軽く水で手を洗ったのに更に“ちゃんと洗え”と言うのはけんかを売っているようなもの。そこまで怒る必要があったか」と述べた。
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