2024 年 2月 24日 (土)
ホーム経済不動産罰金を払って耐えた方が得…ソウルだけで8万件の不法建築物摘発

罰金を払って耐えた方が得…ソウルだけで8万件の不法建築物摘発

ハミルトンホテル側のピンク鉄製の壁が設置されている©news1

ソウル・梨泰院(イテウォン)雑踏事故では、原因の一つとして「ハミルトンホテル」のピンク色の壁が挙げられている。建築法規制を巧妙に逃れた施設で、管轄区庁は撤去などの強硬措置を取れず、事実上放置されていた。

ハミルトンホテルは、議論になった壁のほかにも、建物の北側道路沿いに不法増築した小規模ラウンジバーが当局に摘発され、すでに2度の是正命令を受けている。履行強制金が課されたが、1年6カ月以上自主撤去をしていない。

このような違法建築物はソウルでは珍しくない。ソウル市が市議会に報告した資料によると、不法増築などで摘発された違法建築物は最近5年間で約8万件に達する。しかし、大半は履行強制金など軽い処罰にとどまり、刑事告発措置になったものは90件余りに過ぎなかった。

こうした問題を受け、ソウル市は2018年、是正命令を3回以上履行しない場合、刑事告発する方針を決めたが、十分に機能しなかった。現場の区役所が、建物を所有する事業者から強い反発を受けることを恐れ、履行強制金賦課など軽い処分で済ませてしまったためだ。

事業者は履行強制金を支払う損失よりも、不法建築物のまま運営を続けて得る利益の方が多いため、本来実施されるはずの自主撤去は進まないとの指摘が出ている。

©MONEYTODAY

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