2024 年 12月 26日 (木)
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統一地方選D-70…民主党にはソウル市長の対抗馬が見えない

京畿道水原市の選挙管理委員会で職員らが統一地方選の予備候補者登録の準備をしている©news1

韓国の統一地方選挙(6月1日)が23日で70日後に迫るなか、「大統領選挙への橋頭堡」とされるソウル市長職をめぐって、与党「共に民主党」の内情は複雑な様相だ。

「国民の力」所属のオ・セフン(呉世勲)ソウル市長が早くも出馬の意思を明らかにするなか、民主党ではパク・ヨンソン(朴映宣)元中小ベンチャー企業相やチュ・ミエ(秋美愛)元法相、イム・ジョンソク(任鍾晳)元大統領秘書室長、パク・チュミン(朴柱民)議員、キム・ドンヨン(金東兗)新しい波代表らが候補に挙がっている。

ただ一部では、大統領選候補だったイ・ジェミョン(李在明)常任顧問の登板を求める声も出るなど、まだ明確な候補は霧の中だという評価が出ている。

民主党によると、現在、ソウル市長の候補者のうち出馬が有力視されているのは、パク・チュミン議員ぐらいだ。これに先立ち、パク議員は、ソウル地域区の現役議員の中で唯一、地域委員長職を辞任している。

昨年の4月7日実施の再選挙・補欠選挙でソウル市長に挑戦状を突きつけたウ・サンホ(禹相虎)議員は今月15日、長年準備してきたとしながらも、大統領選敗北の責任をとって不出馬を宣言した。

残りの候補者は自薦他薦で名が挙がっている。パク・ヨンソン氏とチュ・ミエ氏は現在出馬するかどうか腐心しているとされ、キム・ドンヨン氏は最近、「京畿道(キョンギド)で30年間暮らした」と、ソウル市長よりも京畿道知事の方に重きを置いているようだ。

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