ソウル市は29日、累積赤字が深刻化して公共交通安全・サービス提供に懸念があるとして、来年4月末を目標に公共交通機関の運賃を引き上げる方針を明らかにした。ソウルの地下鉄・バス運賃の引き上げは2015年6月以来となる。
地下鉄は現在1250ウォン（1ウォン＝約0.1円）から1550ウォンに、市内バスは1200ウォンから1500ウォンになる見通しだ。コミュニティバスも900ウォンから1200ウォンに300ウォン値上がりする。
2015年6月当時は地下鉄が200ウォン、バスが150ウォン、それぞれ引き上げられた。
ソウル市関係者は「物価高の中で経済がまだ回復していないため、引き上げ幅を最小化した」と話している。
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