2024 年 7月 27日 (土)
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秋夕連休…昌慶宮に丸い満月「願い事を」

昨年2月24日午後、昌慶宮風旗台周辺に浮かべられた大型模型満月©NEWSIS

今年の秋夕には、宮殿で満月を見て、月明かりの下で古宮を歩いてみるのはどうだろう。

文化財庁は9~12日、ソウル4大宮と宗廟、朝鮮王陵を無料開放する。予約制で運営される宗廟も連休期間中は自由に観覧できる。

秋夕連休、昌慶宮管理所は8~12日の午後6時30分から8時30分まで「宮殿に降りてきた満月」行事を開催する。

昌慶宮養和堂で階段上の風旗台周辺に設置された大型満月を背景に、静かで懐かしい雰囲気の中、昌慶宮境内を歩くことができる。

今回のイベントは参加申し込み不要で夜間には観覧客が誰でも楽しめる。

1日午後、夜間開場された景福宮を訪れた市民ら©NEWSIS

景福宮は「夜間特別観覧」を実施する。都心の中の古宮で夜間外出を楽しむ異色体験だ。観覧時間は午後7時~9時30分。インターネット前売りサイトでの事前予約、あるいは観覧当日に現地で購入できる。

徳寿宮守門将(提供=ソウル市)©NEWSIS

今年で20周年を迎える「守門将交代式」も宮殿の見どころだ。景福宮の守門将交代式は興礼門広場で秋夕期間中、連日午前10時と午後2時20分に開催される。徳寿宮の王宮守門将交代式は、大漢門で秋夕期間中、連日午前11時と午後2時の2回開かれる。

今年4月19日午後、昌徳宮を訪れた市民ら©NEWSIS

下半期の「昌徳宮月灯り紀行」では、熙政堂の姿に注目が集まる。修理・復元された近代期の照明による、夜間にしか見られない光景で観覧客に新たな魅力を伝える。

楽善斎後苑の上凉亭では、月明かりの下の風景を鑑賞することができる。後苑を過ぎて演慶堂に到着すると、孝明世子をテーマにした伝統芸術公演も楽しめる。

今年下半期の月灯り紀行は、1日の参加人数を150人に拡大運営する。専門解説者の案内に従って月灯り紀行コースを観覧した後、演慶堂で伝統芸術公演を観覧する。

今年5月1日、ソウル・宗廟永寧殿で開かれた宗廟大祭©NEWSIS

宗廟と朝鮮王陵の観覧も秋夕連休期間は無料だ。1995年にユネスコ世界文化遺産に登録された宗廟は、朝鮮王朝の歴代王と王后の位牌を置く祭祀の場所だ。

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