韓国の国民申聞鼓(シンムンゴ、投書箱)に受け付けられた私有地の違法駐車に関連した苦情申請が、2010年の162件から2020年には2万4817件に10年間で153.2倍増えた。韓国政府の国民権益委員会が明らかにした。
違法駐車による人命被害も相変わらず頻発している。特に、満13歳未満の子供の事故の割合が高い。サムスン火災によると、2018~20年に違法駐車が誘発した事故で発生した被害者のうち16.4%が満13歳未満だった。同期間、事故被害者のうち満13歳未満が7.3%(警察集計)であり、非常に高い数値だ。
駐停車違反取り締まり通知アプリ「ホイッスル」は、違法駐停車が深刻な都市問題として浮上したことから駐車文化改善のために開発された。地方自治体別に運営する取り締まり通知サービスがあるが、市・郡を越えて行き来する車の持ち主は地方自治体ごとに新しく加入しなければならず煩わしかった。ホイッスルはこれを統合し、一度加入すれば、サービス運営地域のどこでも携帯メール・アプリで通知を受けることができる。
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