2024 年 2月 23日 (金)
ホーム社会矯正施設で集団感染…家族が心配

矯正施設で集団感染…家族が心配

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「寒すぎるよ。やっぱり新型コロナが長続きしそう。切手がなくて手紙も書けないところだったが、同じ部屋だった隣部屋の兄貴がくれたよ。長期間連絡できないかもしれない」

先週、Aさん(27)は、ソウル東部拘置所に収監された知人のB容疑者(30)から手紙を受け取った。そこに書かれた内容がこれだ。B容疑者が昨年10月に入ったこの拘置所では、先月末から400人を超える感染者が出た。

Aさんは「ほぼ2週間ぶりに届いた手紙の最初の言葉が“寒すぎる”だった」という。「接触者の隔離がうまくいかず、きちんと食べられないうえ、新型コロナのせいで運動時間もなくなり、健康が心配だ」。こう案じる。

取材を総合すると、矯正施設内の新型コロナの集団感染が続き、容疑者・受刑者の家族の不安も高まっている。

感染者が発生した日には対面接見どころか電話・スマートフォンによる接見など非対面接見も取り消される。Aさんも「最後の面会から2カ月近く経った」と話した。

知人が清州刑務所に収監されているというCさん。「受刑者は、感染者がどれだけ出たのかきちんと聞くことができず、感染者が発生したという程度しか知らない」そうだ。

「接見時間もどこは5分、どこは7分、どこは20分とまちまちだ。生活必需品、食べ物などすべてが手に入らず、特に切手がないため外部と連絡が取れず大変だという」。Cさんはこう怒りをあらわにした。

次はDさん。「ソウル東部拘置所と仁川拘置所で集団感染が発生し、ソウル南部刑務所にいた夫が突然、慶尚南道(キョンサンナムド)晋州(チンジュ)に移送された。移送は仕方ないとしても、まともな説明もなかった」という。

ソウル東部拘置所では400人以上、仁川拘置所では100人以上が感染し、安養(アニャン)刑務所でも集団感染が発生しており、全国の矯正施設も新型コロナ感染の非常事態となっている。

法務省は拡散を防ぐため、収容施設の密を解消することにし、18日には患者・基礎疾患患者・高齢者を中心に模範受刑者ら1031人を独立運動記念日(3月1日)を機に仮釈放した。28日にもう一度、仮釈放が予定されているが、規模は未定だ。服役者の家族は同記念日の仮釈放だけでなく、今後の定期仮釈放も期待している。

服役者関連のオンラインコミュニティで、Eさんは「今日中に仮釈放審査にサインした。心を無にしようしても、どうしても期待するようになる」と書き込んだ。Fさんはこう書いた。「分類審査に電話をしたところ、明日出所できるそうです。実感がわきません」

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