昨年末、チャットGPTが公開されて以来、世界的に生成型AI(人工知能)需要が増えている。会社に生成型AIを導入しようとする企業の需要も多くなっている。
しかし、企業のためらいもある。費用不足と運用・管理の難しさのためだ。このような企業に生成型AI導入を支援するサービスも続々と登場している。より簡単で自由に生成型AIを業務に活用できるサービス提供に乗り出したのだ。
HR(人的資源)テック企業ウォンテッドラボは購読型生成型AI開発ツールである「ウォンテッドLaaS(LLM-as-a-Service)」を発売した。生成型AIベースのサービスを開発しようとする企業を支援するためだった。
ウォンテッドLaaSは今年初めから生成型AIを活用したサービスを開発・運営してきたウォンテッドラボがその過程で積み上げたノウハウを盛り込んで企業のために発売したB2B(企業間取引)サービスだ。
企業はウォンテッドLaaSを使用する際、多様な種類のLLM(大規模言語モデル)を一つの完成したサービスのように簡単に使用できる。また、▽サービス開発時間短縮▽プロンプトバージョン・ログと使用量管理▽運営時の開発リソース削減――などの効果が得られる。
ウォンテッドLaasを活用すれば3日以内に、必要とする生成型AIサービスの開発が可能だ。一般的な場合、一つの生成型AIサービスを開発するのに少なくとも2週間の時間がかかるという。開発時間が5分の1に減る。
プロンプト開発のためのさまざまな機能も提供される。プロンプト内に入力した変数を自動認識し、プリセットAPI(アプリケーションインターフェース)で直ちに配布できる。作られたプリセットはバージョン管理とプリセット別トークン使用量まで効果的にモニタリングできる。
生成AIプロンプトは持続的な補完が重要だ。ウォンテッドLaaSはプロンプト変更時に直ちにサービスに反映される。プロンプト補完・開発・配布につながる追加過程なしにリアルタイム対応が可能だ。
LGCNSの「DAPジェン(Gen)AI」はAIサービス、プロンプト、LLMOps(大型言語モデル運営)など3大モジュールを統合提供する企業用生成型AIプラットフォームだ。企業はこのプラットフォームを通じて生成型AIサービスの企画から開発・運営まで可能だ。多様なLLMを活用して複雑な領域のサービスまで作ることができる。
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