2024 年 7月 27日 (土)
ホーム政治生徒に「映画見せる」、行き先は政治集会…韓国・怒った保護者、教師を告発

生徒に「映画見せる」、行き先は政治集会…韓国・怒った保護者、教師を告発

忠北教育庁本館(c)news1

韓国忠清北道(チュンチョンプクド)にある「代案学校」の教師らが、生徒らを政権糾弾行事に参加させて議論を呼んでいる。行事に参加した生徒の保護者は、教師らに対する徹底した調査とその結果を公開するよう要求している。

「代案学校」(オルタナティブスクール)は、学校の代わりになる教育現場で、受験勉強とは異なる多様な教育を求める場所だ。

保護者によると、5人の教員は4月26日夕方、2、3年生の生徒20人を、同道鎮川(チンチョン)の映画館で映画「タウムソヒ」を見せると連れて行ったという。その際、子どもたちに特定の政治扇動スローガンが書かれた紙を配って写真を撮り、フェイスブックに載せて使うなど、教員らの政治行事の宣伝・扇動道具として使った――と保護者らは非難している。

保護者の1人は今月9日、忠清北道教育庁で記者会見を開き、「教育庁の徹底した調査と、法的根拠に基づいた正しい措置を通じて、偏向した思想と誤った理念に純粋な子どもたちを染める教育を一掃してほしい」と求めた。

保護者は、忠北警察庁に校長と教師5人を児童虐待、政治的中立義務違反、国家保安法違反などの疑惑で告発した。

(c)news1

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