韓国で、独自の「追加料金」解釈によりSNSで袋叩きなった「のり巻き店」が、ラーメンを注文した場合でも独自の料金を設定して「袋叩き」に拍車がかかっている。
食品デリバリー「配達の民族」アプリによると、この店でラーメンを注文すると、多様な選択肢がある。
もともとラーメンの価格は5900ウォン(1ウォン=約0.11円)だが、「辛いラーメン」を選ぶと1000ウォンが追加される。「スライスチーズ2枚」を選ぶと2000ウォンが追加され、餃子5個を加えると2000ウォンが上乗せされる。
このうち問題視されたのは「麺」の選択肢だ。「麺を抜いてください(スープのみ)」という選択をすると、3000ウォンの追加費用が発生する。また「麺を別途包装してほしい」と申し出る場合、3000ウォンの追加費用が必要になる。
ほかにも「焼きたてサムギョプサルのり巻き」を注文する際、唐辛子を抜くには1000ウォン、ニンジンを抜くには3000ウォンの追加費用がそれぞれ発生する。
こうした現象に、ネットユーザーからは「あの店に行ってラーメンの麺を抜いてスープだけを注文し、のり巻きの材料を全部取り出すと1万8000ウォンを払わなければならない」「生ゴミの回収費用を追加で受け取る、ということのようだ」と皮肉なコメントが寄せられた。
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