2024 年 12月 8日 (日)
ホームライフスタイルトラベル海の上を渡る「済扶道ケーブルカー」 (上)

海の上を渡る「済扶道ケーブルカー」 (上)

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韓国京畿道(キョンギド)華城(ファソン)市にある済扶島(チェブド)。1日に2度、“海の道”が開かれる、いわゆる「モーゼの奇跡」を見ることができる神秘的な島だ。島と陸地を繋ぐ「済扶モーゼ道」に沿って干潟や海など美しい風景を鑑賞できる。

昨年12月には“空の道”が開かれた。前谷(ジョンゴク)港から出発するケーブルカーが海の上を渡り済扶道に向かう。人々が押し寄せる毎週末、潮時に合わせて一本道で出入りせざるを得なかった済扶島旅行に新たなパラダイムが訪れたということだ。

韓国観光公社が運営する「大韓民国の隅々」は、海上ケーブルカー「嶼海浪(ソヘラン)」をはじめとする様々な済扶道旅行プランを推薦した。

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コリョム山水辺公園から出発するケーブルカーは、海を渡って済扶道に向かう。車がなくても入道することができるため、週末には毎回多くの観光客がやってくる。

海上ケーブルカーの総距離は2.12キロに達する。韓国国内にある海上ケーブルカーで運行距離が最長だが、反対側の乗り場に到着するまでにかかる時間は約10分と短いため、四方に広がる西海岸や済扶道の風景を急いで目に焼き付けなければならない。

済扶島を簡単に楽しく巡りたいなら、電気三輪バイクをレンタルしよう。済扶島の海岸通りは約5.2キロ、三輪バイクなら1時間あれば十分だ。済扶乗り場周辺や済扶島海水浴場の真ん中周辺に、三輪バイクなどを取り扱うレンタル店がある。一般道路を走る車両なので、運転免許を必ず持参しなければならない。

二人乗りの三輪バイクは、ゆっくりと済扶道を走行する。最高速度が時速20キロ程なのでスピード違反の心配はないが、人が多く訪れる海岸通りであるだけに、周辺を随時確認することが必要だ。メバウィなどの主要ポイントでは少し立ち止まって記念写真を撮ったり、海辺に設けられたバーテーブルに座って海風を楽しむのも良い。

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