2024 年 4月 21日 (日)
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氷点下32度、重力10倍も耐え…韓国サムスンのフォルダブルパネル、米国防総省のテスト通過

サムスンディスプレーの7.6インチフォルダブルパネルが採用された試作品「フレックスインアンドアウト」=サムスンディスプレー(c)KOREA WAVE

韓国サムスン電子のパネル製造子会社「サムスンディスプレー」は19日、最新フォルダブル(折り畳み)スマートフォンに搭載される7インチ台フォルダブルパネルが米国防総省の軍事標準規格である「MIL-STD810G」テストを通過したと明らかにした。フォルダブルパネルで米ミリタリースペックを獲得したのはサムスンディスプレーが初めてだ。

サムスンディスプレーは自社7インチ台フォルダブルパネルの耐久性を検証するために応用安全科学分野のグローバル機関である「ULSolutions」に依頼し「MIL-STD810G」の項目の中で、日常やアウトドア活動で遭遇する温度、衝撃などと関連した4項目のテストを実施した。

その結果、サムスンディスプレーのフォルダブルパネルは、氷点下10度の中で水をかけてパネルの外部を厚さ6mmの氷で凍らせ、その状態で4時間を経過した後も正常に作動した。また、氷点下32度と63度の環境下に2時間ずつ置いても耐え、このような温度急変を12時間の間に3回繰り返すテストでも性能に問題がなかった。

過酷な衝撃テストも実施した。一般的に人が携帯電話を使う1.22メートルの高さから落ちる方向をそれぞれ異なるように設定し、26回の落下実験に耐えた。

さらに、宇宙飛行士が、360度回転する遠心分離装置の中で重力加速度訓練をするように、重力の最大10.5倍が加わる速度で製品を回転させ、過激な外部活動時にも製品に異常がないことを確認した。重力加速度10.5倍は、航空機やヘリコプター部品に対する加速度テストの中でも最も過酷な条件だ。

サムスンディスプレー中小型事業部マーケティングチーム長のチョ・ヨンソク氏は「今回のミリタリースペック認証を通じ、次世代フォームファクタとして位置づけられたフォルダブルディスプレー市場でも、サムスンディスプレーが技術性において確固たる地位を占めていることが確認された。フォルダブルは耐久性が劣るという偏見を取り払い、より多様な機器や環境でフォルダブルパネルが活用されると期待している」と話した。

サムスンディスプレーは2012年から10年以上蓄積してきた知識財産(IP)を基に、フォルダブル分野で確固たるリーダーシップを発揮している。サムスンディスプレーが保有しているフォルダブル技術関連特許は1800件余り(米国公開や登録)で、これは主要ライバル会社に比べて4倍ほど多い。

(c)KOREA WAVE

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