2024 年 10月 6日 (日)
ホーム社会棒で尻叩く、ダイエット強要、若い女性優遇…こんな恥ずかしい会社、韓国にまだあった

棒で尻叩く、ダイエット強要、若い女性優遇…こんな恥ずかしい会社、韓国にまだあった

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韓国の人材派遣会社「ザ・Kテック」の創業者が、従業員をうつぶせにして尻をたたくなどの奇行を繰り返したとして、労働関係法違反の疑いで立件された。事業所内で多数の法律違反も確認され、2200万ウォン(約244万円)の過料も課された。雇用労働省が明らかにした。

同社は従業員1万人余りを抱える韓国第1号の人材派遣業者だ。創業者である顧問が人事や採用など経営権を実質的に握り、常習的な暴言・暴行など職場内のいじめがまん延していたという。

従業員全員に「1人2資格」の取得を指示し、達成できなかった従業員16人をうつぶせにして棒で尻を叩いたのが代表的事例だ。「1996年生まれ」よりも若い女性に加算点を与えるよう指示するなど、採用で年齢的な差別もしていたという。

同社に対する特別勤労監督では、一部従業員に減量を強要し、定期的に体重を点検していた事実も発覚。成功した従業員には顧問と食事する機会が与えられ、失敗すると警告を受けた。

顧問の車の運転や植木鉢の管理など業務と関係ない指示もあり、従わなかった従業員計38人の給与から合計674万ウォン(約75万円)を無断で差し引いていた。

このほか、残業や深夜勤務、休日勤労手当てなど8000万ウォン(約890万円)の賃金未払い、1770回にわたる延長労働限度超過など労働関係法違反事項が多数確認された。

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