
未施錠の車からクレジットカードを盗み、高額な電子機器を購入したとして特殊窃盗などの罪に問われた20代男性に対し、韓国・仁川地裁はこのほど、懲役3カ月の実刑判決を言い渡した。
判決などによると、男性は昨年4月20日午前2時40分ごろ、仁川市西区のあるマンション地下駐車場で、共犯者とともに、施錠されていなかった車のドアを開け、クレジットカードや現金6万ウォン(約6600円)、米ドル20ドルを盗んだ罪に問われている。
翌21日には盗んだクレジットカードを使い、市内の携帯電話販売店でiPhone2台とイヤホンなど計379万ウォン(約42万円)相当の電子機器を購入した。同日中にガソリンスタンドで盗んだカードを使用し、給油した。
地裁は「被告は犯行当時、罰金刑を超える前科はなかった」としたうえ「年齢や性格、環境、犯行の動機や手口、結果、犯行後の状況など、さまざまな要素を総合的に判断した」と量刑理由を述べた。
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