2024 年 12月 5日 (木)
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日米韓外相「北朝鮮ミサイル発射糾弾」対話復帰を促す

ホノルルで会談した(左から)韓国の鄭義溶外相、ブリンケン米国務長官、林芳正外相©news1

林芳正外相と韓国のチョン・ウィヨン(鄭義溶)外相、ブリンケン米国務長官が12日、米ハワイ・ホノルルで会談し、今年に入って7回もミサイル発射を強行した北朝鮮に対して糾弾と憂慮を表明し、対話に出ることを求める共同声明を採択した。

3カ国外相は「最近の北朝鮮の弾道ミサイル発射を糾弾し、こうした行動が不安定化をもたらしている点に対して深い懸念を表明した」「朝鮮半島の完全な非核化と恒久的平和を達成するために3カ国間緊密に協力していくことを約束した」と明らかにした。

また「国際社会が北朝鮮関連の国連安全保障理事会決議を完全に履行すること」や「北朝鮮が違法活動を中断して対話に出ること」を促した。そのうえで、北朝鮮に敵対的な意図を持っておらず、前提条件なしに北朝鮮に会うことについて、引き続き開かれている点を強調した。

加えて「米韓や日米同盟が域内の平和と安定維持において必須」という点を再確認し、日米韓3カ国の安全保障協力を進展させていくことを約束した。日本人拉致問題の迅速な解決や離散家族再会の重要性についても議論した。

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