2024 年 5月 24日 (金)
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新型コロナウイルスの寒波・実績不振に…化粧品、路面店の展望「霧の中」

ソウル・明洞の化粧品店に陳列されている化粧品©news1

韓国での化粧品の路面店が、新型コロナウイルス感染の拡大とオンライン・ラグジュアリーブランド強化戦略などで実績が悪化し失速している。

アモーレパシフィック(AmorePacific)グループの子会社イニスフリー(Innisfree)は最近、看板店舗である「江南(カンナム)フラッグシッピストア(Flagship Store)」(江南直営店)を閉店した。2010年12月にオープンして約12年でのことだ。

昨年末、「明洞(ミョンドン)フラッグシッピストア」もやはり営業を終了した。現在、イニスフリーフラッグシップストアの店舗は済州(チェジュ)店1カ所だけだ。イニスフリーの今年第2四半期の売上と営業利益は前年同期よりそれぞれ18.1%、3.6%減少した。

ミシャ(MISSHA)を運営するエイブルC&C(ABLE C&C)は先月、買収合併(M&A)市場の売り物として出てきた。

エイブルC&Cの筆頭株主であるIMMプライベートエクイティ(PE)はクレディ・スイスを主管社にして、会社の売却を進めている。

昨年、エイブルC&Cの売上高は2629億ウォン、営業損失は224億ウォン。今年第1四半期の黒字転換に成功し、第2四半期の営業利益24億ウォンを達成したものの、業績回復傾向に突入したと見るには無理がある。

化粧品の路面店は、中低価格製品を中心に韓国化粧品市場攻略に成功したが、以後競争が激しくなった。最新鋭迎撃システム「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配置に伴う報復と、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中国での売り上げが不振に陥った。「ラグジュアリー製品」の需要が増え、オンライン購買が急増したのも化粧品路面店の不振の要因だ。

最近、化粧品路面店の実績は底を打って、徐々に反騰の兆しを見せているが、依然として不安定な様相だ。ただ、収益構造を多角化し、エンデミック以後、中国市場が再び開かれれば、実績が改善されるだろうという期待も出ている。

業界関係者は「収益構造の多角化への努力が必要だ。良い製品、消費者が認めて求める製品を、着実に発売することが競争力を高める方法」と指摘している。

©news1

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